インディペンデント・ブックストア

アメリカには、大手チェーン書店とは別に、店主の趣向やオススメが並ぶ個性的な書店があり、そんな書店で有名作家の朗読会やパネルディスカッションが開かれたりします。

新刊のハードカバーは表紙のデザインが個性的で、思わず表紙のデザインに誘われて読み始めた本が大当たり、なんてこともあります。

ニューヨーク・ビレッジ西10丁目のスリーライブズ&カンパニーはインディペンド・ブックストアの老舗中の老舗(写真はインスタグラムから)。

大手チェーンの書店は大手コーヒーショップとの併設で人気を博しましたが、本を買うのはすっかりオンラインが主流な時代になってしまいました。

本自体もデジタル化が進んでいますが、本のページを開いて異次元に入っていくような体験は紙の本独自のもののような気がします。

もうすぐブッカー賞の発表がありますが、ショートリストが発表されています。今年の受賞ははたしてどの本に?

英語で味わいたい名画5選!

英語の勉強をかねて「もう一度観たい」と思わせるストーリー性の強い映画を5本、当学院マイケル先生の助言をもらいながら選ばせていただきました。

この5選は動画サイト「moviescoop!ムービースクープ」で掲載中。

中でも「ロスト・イン・トランスレーション」の登場人物は二人のアメリカ人ですが、イギリス出身のマイケル先生の印象は以下です。

“It was actually the first movie that got me really interested in Japan and formed most of my first impression on the country.  You’ll probably find a lot of my generation will say the same. “

(日本についてはじめて興味を持った映画「ロスト・イン・トランスレーション」で、この映画で日本への第一印象の大部分を受けたよ。僕の世代の人だったらそういう人が多いと思う)

マイケル先生は日本に来て約2年、いまの印象と第一印象は変わったのだろうか。

“ I think that it focuses on the craziness of Tokyo more than Japan as a whole.  I don’t know if I agree with everything in the movie, but it definitely does communicate how different the culture is for westerners, and how shocking it can be when you first arrive in Japan.  I remember feeling that way for the first few days of my stay (which were in Tokyo).”

(映画は日本全体っていうよりも東京のクレージーなことが描かれていると思う。映画の描写にすべて納得するかというと分からないけど、欧米人にとっていかに日本の文化がいかに違うか、そしてはじめて日本に降り立った時の衝撃の強さは伝えていると思う。東京でのはじめの2〜3日がどんなものだったかを思い出すよ)


マイケル・オコナー先生はイギリス・ウェールズ出身。大学で映画を専攻し、BBCテレビの制作などにも携わっている。

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クラシック邦画を英語字幕で観てみる

戦後の日本映画が欧米人に与えた影響は日本人が考えているよりも大きいようです。

ニューヨークに住むフランス人の友人が最近日本の「ミゾグチ」にハマっているという話を聞きました。

コロナ禍の中、オンライン映画観賞サービスも充実しているらしく、名画が格安で観られるらしいのです。

彼女によると溝口健二監督の「雨月物語」が特にお気に入りで、女性が力強く描かれている点、また日本の映画は生と死の境界線が薄く、映画の中にすでに死んだ人が当たり前のように出てくるのが特色だとか。

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名画サイト:クライテリオンのスコセージ監督のベスト10、4位に雨月物語

現地の大学の授業でも、時折日本の文学や映画の話が言及されて「Rashomon現象」とかシュールリアリズムを理解するには「砂の女」(安部公房原作)を観るのが一番だからと授業で映画を見せられたり、日本の映画の影響力を知りました。日本の映画監督は、やはりアメリカではクロサワ、ヨーロッパではオズの人気が高いような印象を受けます。

そんな映画を英語字幕で観るのはとてもスピーキングに役立つ方法です。日本語と英語は語順が異なるので、字幕を読むと、こういう視点で表現するのか、こういう感情はこう示せば伝わるのか、と発見がたくさんあって楽しいです。



TOEIC リスニングのコツ1:変化球質問

TOEICのスコアを上げるのに最も即効力があるとされるリスニング!

しかしどこから勉強したらよいか分からない、という人がほとんです。

特に、パート2のセクションは問題用紙に質問も選択肢も何も書かれておらず、音だけを頼りに選択肢を瞬間的に選ばなければいけません。

たとえば

この質問の答えは3択(A・B・C)のうちどれでしょう?

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質問内の単語に似た単語を散りばめてひっかけたり、質問に素直に答える返答をしていなかったり….、なかなか正解を選べないように作られています。

そこで勉強法としては

・質問パターンを知っておく

・ひっかけパターンを知っておく

の2点に気を付けて、即座に正解を選んでいく練習をしていきます。

答え:

When do you leave for Paris?

A. I don’t live in Paris

B. We’re flying tomorrow◉正解

C. Yes, it’s a beautiful city. 

TOEICの短期集中講座の開催も計画しております。

お問い合わせください。

時代を超えて愛されるベスト映画 

外国語を学ぶよいきっかけとなるのが名作映画を観ることだとよく聞きます。

英語のみならず、イタリア語の名作やフランス語、スペイン語の傑作や、中国の歴史大作などを観ておもわず、外国語習得熱が湧き立ってくるかもしれません。

ちなみにイギリスのBFIの1位はヒッチコックの「Vertigo:めまい」、小津安二郎の「東京物語」は3位に入っています。

一方タイムアウト誌によると、1位は「2001年宇宙の旅」、日本映画でベスト10入りは黒澤明の「7人の侍」です。

コロナの状況がまだまだ読めない現在、週末の楽しみ方の一つに世界の名作映画観賞はいかがでしょうか。

浜松 英会話 フォーシーズンズ

ポスト・コロナの世界はどうなる?

インターネットのおかげでが時差なく世界の情報を収集することが可能な時代です。

日本語だけの情報では世界の情勢はわかりにくいものです。

たとえば、Covid-19後の世界はいったいどうなるのか?

アメリカやヨーロッパ、中国や韓国、台湾やシンガポールといった国々の知識人やリーダーたちの意見を原語で理解することができたら、日本の情報だけに頼るよりもより客観的に情報収集することができます。

英語が理解できることはとても有益です。

語学力はもちろん、正しい情報を選びとる嗅覚が今後とても重要になってきます。

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